原稿

原稿

「マトリックスの真実」「おカネの真実」「空前絶後の社会運動」「志の世界」「大震災の前線」「右傾化選挙の中で」
世の中の根本的な仕組み、神とは、支配とは、おカネとは、社会とは、人間とは、・・・根源から、そして、前線から、書きました。
読んで面白いと思った方は、どんどん転送やコピー配布をして頂ければ幸いです。


2011/09/13

マアジナル


田口ランディさんから、メールでイベントの案内頂いたついでに、久しぶりに、メールでやり取りしました。「マトリックスの真実」を送って読んでもらったら、「私の新刊、「マアジナル」(角川書店) 「アルカナシカ」(角川学芸出版)の二冊はたぶん、同じことを別の言い方で表現しているだけだと思います。」というコメントでした。

私が、文章を書くきっかけとなったのは、11年前、田口ランディさんに触発されたからでした。田口さん、メルマガ文化をつくった人と言っても過言ではないと思いますが、私は、彼女のメルマガを読んで、生い立ちや人間性がよく似ていることにびっくりし、さらにあんな風になら自分も書けると思って、ふつふつと表現意欲が沸いてきて、さんざん書いたものを一方的に送りつけました。()結局、友達になれて、一緒に仕事したり、旅したりしました。秋田だけじゃなく、台湾占いツアーまで一緒に行きました。その一方的に送りつけていた原稿を一冊にまとめたのが「ウブスナガミ」です。この本、もちろん絶版で、アマゾンでは中古品が高値で売られているのにびっくりしますが、私の手元には、大量の不良在庫があって、希望者には、差し上げています。

でも、田口さんが作家になってから、彼女の作品は、最初の「コンセント」以外、一冊も読んでません。私は、そもそも文芸書ってものに、興味をもてないんですね。

あれから11年、田口さんは、もうお酒も飲まず、作風もがらりと変わったようです。滅多に本を読まない私ですが、とりあえず、アマゾンでマアジナルをクリックしました。

ついでに、私へのコメントもなかなか興味深いです。

「佐々木さんも、自己表現したいアーティスト型の人ですから、先に人を救う事よりも、自分のやりたいことをやればいいのでは?
結果として人や世界が勝手に救われるかもしれません。
それは、予期してやった以上の波及効果があることもあります。
好きなことだけやってれば、あとはどうにかなる……という、考え方は、ダメでしょうかね?」

更にじゃないですが、田口さんが、今度やるイベントというのは、エロティックな恋愛小説の朗読会だそうです。現代社会の3つのタブーのうち、セックスについては、私の担当外だと思いますが、田口さんには、そこをどうやら担っていただけるようです。()

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音楽実験室「新世界」
「月子と私」
 --ある情事の終わり、あるいは始まり--

今回の朗読会は、田口ランディの短編集のなかから、とりわけエロティックな恋愛小説を選びました。
大人の男女のせつない性愛の物語です。かなりきわどい性描写のある小説を、どのように読みこなすか。
朗読者にとっても、観客の皆さんにとってもたいへんスリリングな朗読会となるこことと思います。
朗読者は映画監督であり、個性派俳優としても活躍している利重剛さんと原作者の田口ランディ。
音楽は映画音楽などでおなじみの大友良英さん。そして映像協力として写真家のにのみやさをりさんが参加しています。
作品のラストは朗読者の即興となっており、情事の終わりなのか、あるいは始まりなのかは当日の舞台まで誰にもわかりません。
どのような展開になるのか、参加者全員が作る物語のラストにご注目ください。
終演後には、田口、利重、大友の三人によるフリートークもあり。
写真家にのみやさをりさんの写真と大友良英さんの演奏のコラボレーションもお楽しみください。


原作 田口ランディ
朗読 利重 剛(映画監督・俳優)
   田口ランディ(作家)
音楽 大友 良英(音楽家)
写真 にのみやさをり(写真家) 
   

日時
2011年 9月26日(月)
19時開場 19時30分開演
22時終演(予定)
前売り3000円 当日3500
予約はこちらから
※当日は混雑が予想されますのでご予約をお願いします。


場所
音楽実験室「新世界」
106-0031
港区西麻布1-8-4 三保硝子B1
(最寄り駅:日比谷線六本木駅2番出口)
TEL03-5772-6767
FAX03-5772-6797