銀座の高知県のアンテナショップの前でやらせてもらったキャンペーン、ボンランティアさんが三人来てくれて、会員さんも応援に駆け付けてくれ、缶詰もどんどん売れて盛り上がりました。長かった「ガイアの夜明け」の撮影が終わった後、私が送り先間違えた鮮魚を配送センターでピックアップして、会員さんの自宅に届け、草取り再開のために、いざ、東北道にのりました。
順調に、ドライブしていましたが・・・・、
東北道、福島の須賀川を走っていると、突如、目の前を鹿が横切り、車にぶつかりました。鈍い音がして、そのまま、車のフロントから煙が・・・・。
慌てて車をとめると、フロント部分が大破。
損保のコールセンターに電話して、警察が来て・・・。
外は、小雨で、もちろん、真っ暗。
警察は、この辺りで、車が鹿をひくなんてこと、聴いたことがなくて、私のいうこと、信じてませんでした。でも、車の200メートルほど後方、路肩で、本当に鹿が死んでいた。
大破した赤いストリーム、多摩ナンバーで、間もなく走行距離20万キロに到達しようとしていました。我が家のこの10年の怒涛の歴史を背負った車です・・・・。
待てど暮らせど、レッカー車が来なくって警察が怒り出す。そして、やっと来ても、事故車をもってく整備工場がどこか分からない。私が、フォローして、何とか整備工場にたどり着いて、車置いて、ようやく、郡山のホテルにチェックインしました。
この出来事から、何を読み取ればいいんでしょうか・・・・。
私は、鹿が車にぶち当たった瞬間から、妙に冷静です。
可哀そうな鹿、可哀そうな愛車。
でもね、起こったことには、何にも意味がない。