記者会見、長努さん、いきなり涙の挨拶でした。この間の入社式の時もそうだったみたいです。あとで、隆之さんの息子さんの優哉さんに
「伯父さん、もともと涙もろいの?」ってきいたら、
「そんなことあるはずないでしょ」って。
そりゃそうだ・・・。
復興の道筋、何にも見えないから、途方に暮れて、とにかく出来ること何でもやってみようというのが、三陸海産再生プロジェクトの実態です。
木の屋さんの仮事務所であるワンルーム・アパートで、三人で喧々諤々の議論をしたことがあります。長努さんは、このプロジェクトには反対というスタンスでした。でも、いざとなったら、こうやってしっかり代役引き受けてくれます。私は男の兄弟いないんだけど、うらやましいって思いました。
さっき、NHKのディレクターさんから電話がありました。
「コールセンターに問合せが殺到してます。予想以上です。」だって・・・。
さらに、
「私も会員にならせていただきます。」
もう・・・・俺も、ここで涙だよ・・・・。
そう言えば、白鳥哲さんと一緒に来たカメラマンの荻久保さんも、涙流しながらカメラまわして、駅で別れる時に、「これ」って一万円差し出してくれました。はえある会員第一号は荻久保さんです。
記者会見終わってすぐに、隆之さんに電話しました。足の腫れは、順調にひいていて、今週中にも退院できそうだということです。
隆之さん、話し聴いてくれる人がいたら、どこへでも行く覚悟です。もちろん、私だって、田んぼの草取りほったらかせないけど、私でよかったら、何でもします。