結論はなかったけど、原発問題に真正面から取り組もうというコンセンサスはあったと思います。そして、原発のない社会を創ろうということも。これから、もっと深化して行くと思います。
政府は、すぐに公表しなかったこと、いろいろあったと思います。でも、結果、大混乱を回避できたということは、評価に値すると思います。
今回の地震で、被災者にとって、希望は、人間の本当の素晴らしさを見たこと、そして、絶望は、人間の本当の醜さを見たことでしょう。
日曜の午後、石巻について、木村さんの事務所に泊めて頂いて、ずっと復興プロジェクトのこと、話し込みました。絶望の中に見出す希望って本当にエネルギーがあります。ここから、本当に、みろくの世をつくるプロジェクトが生まれると思います。
昨日は、木村さんと一緒に、大原中学校に行って、漁師さんたちと話し、牡鹿半島の先端までドライブして戻りました。木村さんのお父さん、つまり、木の屋さんの創業者は、大原中学校卒業です。これも、本当に奇遇です。牡鹿半島、もう何度来たっけ?って思いますが、金華山、初めてみました。牡鹿半島の先端の景色、最高でした。穏やかで雄大で。あの向こうが震源地だったって、なんだか不思議でした。
よりあいの時に清水直美さんから頂いた、アロマオイル、確かに大原中学校の女性達に届けました。今晩、さっそく、試してみるって言ってました。先が見えない中で、来る日も来る日も炊き出ししてる女性達は、本当にたいへんなので、きっと、いい癒しになると思います。ありがとうございます。
私が直接頂いたお金は、全部、命のかての口座に入れて、そこから、徐々に被災者に直接渡しています。今回は、大原中学校に10万円、お渡ししました。
ちなみに、前回、横浜のウェルカムパーティでもらったお金は、謝礼だか義援金だかよく分からなかったのですが、封を切らずにそのまま、宮本浩一さんに渡しました。3月15日、私に、命のガソリン、くれた人です。封筒に書かれた暖かいメッセージ、そのまま、宮本さんに渡りました。
それから、秋田、戻りました。またしても、雨です。
いよいよ、田植えが近くなってきました。
命のかてが、スクスク育ってくれるよう、最善を尽くします。