原稿

原稿

「マトリックスの真実」「おカネの真実」「空前絶後の社会運動」「志の世界」「大震災の前線」「右傾化選挙の中で」
世の中の根本的な仕組み、神とは、支配とは、おカネとは、社会とは、人間とは、・・・根源から、そして、前線から、書きました。
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2011/07/25

経済危機


 ここしばらく被災地での事業の立ち上げと秋田での農作業に没頭されていたので、経済に関してはほとんど無関心に近い状態でした。わが社の状況は決してよくありませんが、そもそも固定費が極小状態なので、まあ、いざとなっても何とでもなると思っています。40過ぎて、初めて肉体労働の日々を過ごしましたが、これでいよいよ、何やったって生きていけるということが確信になってきました。

 東京に戻って、ぼちぼち人に会っていますが、不況はいよいよ深刻だということを肌で感じています。
そして、アメリカの財政破綻も、もうすぐのようです。間違いなく、日本も連鎖するでしょう。
こういう時、投機でひと儲けするのは、そんなに難しいことではないと思います。マーケットの状況、チェックしてないので、必ずそうなるとは言えませんが、短期的には、ドルと輸出関連企業の株をカラ売れば、かなりまとまった利益を得られるんでしょう。と言いながら、個人的には、今さら、虚業の極みな世界に没頭する気にもなれませんが・・・。

いつもの繰り返しになってしまいますが、収奪のために、破綻は意図的に仕組まれます。きっとどこかで、偉くて立派な誰かが、財政破綻を防ぐために一生懸命頑張って、私たちの暮らしを守ってくれるはずという漠然とした期待は、確実に裏切られるでしょう。政府の中でも、破綻を防ぐために、本気で無駄遣いを減らそうとしている人なんか、どこにもいないことは、誰の目にも明らかです。

私は、恐怖心あおって、支配やカネ儲けにつなげる趣味は、まったくないのですが、これから、大震災の時以上に、ますます、ひとりひとりの生き方が本質的に問われていくことになるでしょう。厳しい現実を突きつけられ、ごまかしは一切通用しないという状況で、丸裸の自分と向き合わざるを得ない。そういう時代に突入して行くでしょう。