草取り終わります。
「刀折れ、矢尽きるまで・・・・」と、最近、菅さんが言ってましたね。
除草機のスタンド、重たい泥に耐えかねて、とうとう折れました。草取りのおばさんたちも、「もう、無理・・・・」
私の体も、へばって、動かない・・・。
師匠の田んぼも終結しました。これ以降、いくら雑草とっても、もう米の収量変わらないのが今のポイントなんだそうです。命のかての田んぼも、ここで、終わります。
反省点、けっこうあります。
最終局面で、水の管理がうまくいかず、生えた雑草とり切れなかった田んぼ、数枚、残りました。
師匠が、「怖いのはコナギ」っていう意味がずっとわからなかったけど、土壇場で、一部の田んぼで、コナギが一挙に増え出して、それを手でとるのが一苦労でした。
でも、今のところ、どちらかというと、失敗というよりは、成功と言えると思います。
そして、まあ、やり切ったっていってもいいと思います。この後は、従兄に任せて、東京、戻ります。
ほとんど何のPRもしてませんが、全部で280アールのうち、今のところ、半分くらいの区画に、オーナーさんがいます。完全無肥料無農薬でつくっていますが、米づくりが続けられ、かつ、誰でも買えるようにと考えて価格設定していますので、とてもリーズナブルです。もともと水が良くて美味しい米がとれる上に、自然栽培なので品質は、最高といっても、言い過ぎじゃないと思います。収穫の時に、実際にとれた分の「お米券」を発行して、いつでも交換できるようにします。1区画、10メートル四方で、一年でひとりが家で食べる米の量くらいとれます。今回の地震で宅急便が止まった時、私が車運転して、一般道を通って、首都圏まで米運びました。いざとなって、スーパーから米が消えても、私がつくった米、必ずベストを尽くして、お届けします。詳しくは、http://inochinokate.net からどうぞ。ぜひ、オーナーに、なってください。
2004年1月、菅さんと、たまたまパーティで隣り合わせて、農業の話しで意気投合、その4日後、大潟村に来てくれました。私の今のアパートのすぐ近所です。あの時、菅さん、「私たちが目指すべき社会のモデルは、江戸時代にあって、一番大事なのは農業だ」と、党大会で演説しました。そして、立ち話した仙谷さんも、それを讃えていた。あれから、7年です。
首相になった菅さんは、7年前に言ったことの真逆の政策であるTPPを推進しました。支配するには、生きるってことの根っこの部分を無理やり切り離して、そこに恐怖心を植え付けるんです。
魂売って権力握って、そして、操られたまま消えて行きます。最後に原発解散やってくれたら、見直しますが、まあ、命と引き換えでしょうね。