振り返ってみると、本当にドタバタな1カ月でしたが、秋田での米づくりは順調に進んでいます。
16日、避難所から朝4時に出て、そのまま秋田の大潟村に向かい、8時30分に到着、種まき作業に合流しました。
正直、ヘトヘトですが、体を動かすのは気持ちがいいし、本当によく眠れます。
私たちは、3ha、1アールのオーナー300区画分の米をつくります。自家採取を繰り返して原種に近づいている秋田こまちを無農薬無肥料で育てます。ほとんど宣伝してませんでしたが、現在、およそ100区画の申込を頂いています。10月に収穫できたら、収穫高に応じて、米本位通貨「糧」を発行します。
つまり、今年出来る米を予約して、お米券で受け取るということです。何か起こってから慌てて買い占めるんじゃなく、自分の食べる米は、長期的にしっかり確保しておくのは、とてもいいことだと思います。今回、宅急便が止まってしまったので、私は、石山さんの依頼で、秋田から米を1トン積んで、自分で首都圏を配達しました。いざとなっても、こうやって米を届けたいと思います。
よかったら、私のつくる米、食べてください。最高の米づくり、目指してます。
ジム・ロジャースまで、「これからは、ファンドマネージャーじゃなく、ファーマーになるべき」と言ってるそうですが、私たちは、それ、実践してます。
若い頃、「自分は、究極の何でも屋になりたい」と言ってましたが、なんだか、そんな感じになってきました。ブルーカラー、ホワイトカラー、昔、メタルカラーの時代っていう連載もありましたが、私は、さしあたり、ノーカラーくらいで行きたいと思います。